パルプマガジンみたいに薄っぺらいコラム
先日は新宿紅布でライブでした。
最近よく出てるような気がしてたけど今年初だった。去年12月にみずすまし企画に出たっきりだ。
歳を取ると”最近”の幅が広くなりますね。
久しぶりのソウさん正式カムバックで。
正式がなんなのかはよくわからないけど。
バンドで脱退とか解散とか色々あるけど、細かいことはどうでもいいんだ。
リハ終わりに話したけど海外だとバンドでボーカルが変わるとかはよくあること。
日本じゃあんまりない。
桑田佳祐のいないサザン、HYDEのいないラルク、ヒロトのいないクロマニヨンズ、吉田美和がいないドリカム、、、ポップス詳しくないからあんまり例が出せなくて申し訳ないけどこれはちょっと想像つかない。
いないのがじゃなく、それでも活動を継続してる姿が。
海外だと普通の事でAC/DCとかボーカル変わってもずっとキングオブロックだし。
ディープパープルなんてドラム以外はオリジナルメンバーじゃない。
ボーカルもギターもベースもキーボードもこう言っちゃなんだが”知らない人”だ。
たぶんバンドを”会社”的な捉え方をしてるのかな。
そう考えれば何十年も継続してく中でずっと創立メンバーの方がよっぽど不思議だ。普通の会社だったらトップから末端まで入れ替わるのが普通だろうし。
世界中を見渡しても50年以上オリジナルメンバーのバンドなんてZZ TOPくらいしかいないし。
いやバンドを会社じゃちょっとニュアンス違うか。
ギルド?もしくはクラン?
わからないけどそんな感じがする。ヤードバーズとか学校みたいな雰囲気もあるし。
日本でイメージするバンドよりどちらかというと集団ってイメージだ。
ひねもす大臣も初期はバンドとは書かずにロマンとブルースを愛する集団とかって表記してた。
いちいち訂正したり我を通すのが面倒で今はバンドですって言ってしまうけど。
結成当初からメンバー出たり入ったりで形態もバラバラだった。
自分の感覚としては日本のいわゆるバンドってニュアンスより集団の方が好き。
“集団”を辞書で引くと
“人や動物、また、ものが集まってひとかたまりになること。また、その集まり。群れ。”
って書いてあってめちゃかっこいい。
“ひとかたまり” なりたいもんね。
もしくは
“なんらかの相互関係によって結ばれている人々の集まり。”
そうそうその通り!って感じだ。
これが“クラン”だともうちょい縛りがある印象。まぁゲームやらないからよく意味わかってないんだけど。。
で、”バンドが継続してる”って具体的にどのぐらいの頻度で何をしてる状況なのかもよくわからない。
年に何回ライブして音源出さなければならないとか決まりないし。
僕の感覚だと今この瞬間は厳密に言うとひねもす大臣&The HouseRockersは存在してない。
メンバーが集まってスタジオなりライブハウスである種の共通目的のために”せーの”で楽器を鳴らした瞬間にひねもす大臣&The HouseRockersがそこに突如出現するってイメージだ。
しかもやってるのは音楽だから振動だ。ただ震えているだけだ。
それが最高なのだ。
ライブに話しを戻す。
リハはフミくんが謎の遅刻するも慎ましく穏やかに終了。
イベントは最初から最後までひたすら音デカくタフで良かった。
ブラックドルフィンズって大阪のバンドがあの頃のデトロイトみたいでカッコよかった。
どの頃なのかはたぶん見ればわかる。
ひねもすは良い感じのクオリティでやれて良かった。新曲もうまいことやれた。
シンプルでストロングスタイルな楽曲が書けると一番嬉しい。
サビは同じことを4回言うってのがポイント。
大事な事は何回言っても良いのだ。
あと紅布は音が良いからやってて楽しいです。
もう10日前なのであまり細かい事は覚えてないがそんな感じでした。
ネクストライブは
9/15(木)新宿WIldSide
「THREE-WAY Fight」
Op/St 18:30/19:00
Adv/Day ¥2400/¥2900
アブクス19:00-
ひねもす大臣&THR 20:00-
the IGNORANTS 21:00-
🔻予約🔻
all_right_records-info@yahoo.co.jp
ソウさんはアブクスとダブル出演!
the IGNORANTSとはやっと一緒にやれる!
久しぶりのロングステージ、久しぶりの配信有り。
配信文化はすっかり廃れてしまったけど、また機会があればやりたい。
言い方悪いかもしれないがショボくやりたい気持ちがある。
僕としては画質がキレイ!とかテレビみたいな音!とかは正直あんまり興味が無い。
もちろん凄いとは思うし努力してるのはわかる。
でも、僕はどちらかというと海賊盤みたいな音質と画質でやってみたい気持ちがある。
古い音楽が好きだから音質画質が劣化しちゃった昔のライブ映像とかYouTubeで観る機会が結構あるんだけど、僕は普通に観れるし聴ける。
最近のでもライブをお客さんが勝手に撮ってる盗撮みたいなやつとかもこれも音質画質は決して良くないが普通に一曲通して聴けてしまう。スティーブジョーダン入ったストーンズのツアーのとか何曲も観たし聴いた。
カメラはたくさんあった方が絵的に良いなあとは思うけど、他の要素はもっとB級チックにやりたい気持ちがある。
ただこれをライブハウスが”良し”とはしないだろうから、現実としてやるには難しい。
それはたぶんちゃんとした料理屋さんであえてカップ焼きそばを出したいんです!って言ってるような感じだ。
え?なんで?ってなる。
だからといって自分でやるには難易度が高い。
仮に”カップ焼きそば”を一から開発からやるとしたら超難しくて素人にはできないはずだ。
コロナ禍になってから自分たちで配信した人たちもいたが、それはチルド袋麺の焼きそばを普通にフライパンで焼いて作ったやつをドライヤーかなにかで無理やり乾かしたのをお湯で戻したのをカップ焼きそばと呼んでいるみたいな”それじゃない感”があった。
本来ならばそっちの方がしっかり焼いて作ってるのに、なぜかカップ麺の世界においては焼いてない焼きそばの方が美味かった。みたいな事だ。
例えがかなりわかりにくいとは思うがたぶんそういう事なのだ。
僕は本当のラーメンに寄せたやつより、カップ麺らしくやってるやつの方が好みだ。
ペヤングみたいな配信ライブをやってみたい。
金ちゃんヌードルみたいな配信ライブをやってみたい。
緑のたぬきみたいな配信ライブをやってみたい。
カップ麺にはカップ麺の良さがある。
生麺タイプとか液体つゆとかがダメなわけじゃなくてただ単に好みとして僕はそういうのがやってみたい。あくまで夢として。
ブラザー、シスター、引き続きひねもす大臣&THRはロックンロールの真っ最中です!今後もライブ決まってます。よろしくお願いします。
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